〈仕返しその3〉



「あー、朝の子かぁー!



朝の暴言すごかったね?」




「カヨがぼぉーげんー?


そんなの言わないよー。」



「え?

ほんと?


じゃあ、誰だろこの声。」




私はポケットから携帯を出した、



『いってぇー。



カヨちゃんに傷でもついたらどぉしてくれるのぉー?…』



「なんか、朝私勝手に録音ボタン押してたみたいでー。」



「チッ。」




「…え?

カヨちゃん舌打ちーっ?!



そんなのしたら、顔もブスなのに中身までブスってみんなにバレちゃうよ?」