かわいすぎか…




「…しー?」

俺がそう顔をのぞき込んで呼ぶと


「………っあ、わ、あの、ごめん。」



しーが顔を真っ赤にして慌ててシャツの裾から手を離した。




ごめんとか、言うなよ…

俺は、嬉しかったのに。





「大丈夫だよ、しー。ちょっと駄菓子屋さんに用があるだけだから…さ。」



俺がしーの頭をぽんぽんとなでてそう言うと


しーはこくり、と小さく頷いた。









駄菓子屋に入るとふぅ、と俺はため息をついた。