―ドスンッ 凄まじい衝撃を全身に受けて 私は目を覚ました。 お、重い………っ! 私の上に乗っかるそれから逃れようとじたばたともがくと 「汐里、起きた?起きた?」 となんとも嬉しそうなお母さんの声が聞こえて 重さから開放された。 ぜーはーと必死に息を整えていると 「いやー、それにしても床で添い寝なんて。朝からおアツいわね〜♪」 そんな言葉が聞こえてきて 思わず息が止まった。