* そんなことを思っていても現実はそう甘くはなくて 『ユキ先輩ー!』 しーの目の中には俺なんかいつも入っていない。 この恋が叶うことは いつか、ある? うまれたときから 気づけば隣にいて いつも一緒だった、しー。 友だちや幼なじみよりも妹に近い存在だったはずのしーへの思いは 気づけば『恋』になっていた。 いつからかなんてわからない。 気づけば俺はしーに落ちていたんだ。