「ハル!?なんでいるの?!」



なんて叫び声が聞こえてきた。




「いやぁ、花織さんに頼まれちゃって…。」




なんて、苦笑いして見せるけど


本当はそんなことを言う余裕なんかどこにもない。






しー…。かわいすぎるだろ………。




瞬く度にふわふわと揺れるまつげに


くりんと潤んだ琥珀色の瞳。


ペールブラウンのふわふわの髪は


しーが動くたび


胸元でさらさらとなびいている。




小さいころからしーを見慣れてるはずの俺でも



思わず見とれてしまう。