行為が終わって2人でベットに寝転がる
私はこの時間が1番好き。
だってなんだか恋人同士みたいでしょ?

隣には大好きな人が寝ていて
その隣には私がいて
2人だけの世界って感じがする。

零くんが寝たのを確認して私はベットから降りてリビングに行く。
鍵付きの引き出しからある箱を取り出して中を見る。

7年間一度も開けなかった大事な箱。
この中には零くんからもらったものが入ってる。
半年の記念日にもらった指輪
誕生日にもらったネックレス
ホワイトデーのお返し
無理やりとってもらったプリクラ

たったの10ヶ月でもたくさんの思い出がある。
零くんの周りの女の子に嫉妬して喧嘩したこともあった
不安になって1人で屋上で泣いた時もあった
零くん覚えてる?
そのときさ泣いてる私を後ろから抱きしめて泣き止むまでそばにいてくれて

゙不安にさせてごめん
結衣のこと愛してる,だからもう泣くなよ"
って言ってくれたよね

いつもいつも大事にしてくれて
いつもいつも好きって言ってくれた