なかなか物語の本題に入れてないけど、ここで潤香と親友になった経緯をまとめる。
さっきから親友って出てきたけど、それは後輩のあの潤香。


次の日の練習
またバレーシューズに針20本刺さっとるよ。
やることが不気味すぎてうける。笑



今日の練習はとりま終わった。

帰り、自転車をこいで中学校から1km離れたところで
「大野センパーイ!!!!!」
って大声でいってて
苗字一緒の人いたんだなって感じだった。

でもだんだん近づいてきて
「バレー部キャプテン大野智美センパイ!!!!!気づけえええ」
なぜだか無意識にブレーキかけちゃって。
周りからの凄い目線

こいつ。
潤香だ…
顔に泥塗りやがって…

「すいません、あまりに気がつかないんで」
息切れしてる…
「何?」
「お願いします!!!!!」
「…え?」
「私の専用先輩にもなってください( *ˆ﹀ˆ* )」
何言ってんだこいつ。
日本語おかしいし笑
「はい?」
「あーすみません日本語おかしかったですね」
今かよ笑
「バレーを教えてほしいんです」
「そか。ごめんね。私そういうの無理なんだ。副キャプテンの美来ちゃんにお願いして。」
お願いだから私に近づかないで
再び自転車に乗ろうとした
「ダメなんです!!!!!」
「はあ…何が?」
「大野先輩のサーブ見てて分かりました
この人は、他の先輩とは違う
凄い何かを持ってるって」
「…っ」
「じゃあ、明日練習終わったあと、トイレに来てください。では。」

何故かダメとは言えなくて