神様は乗り越えられない壁を
与えない

ってよく言うけど

乗り越えられない壁を
間違って与えてしまうこともあるんじゃないかな

でもその乗り越えられない壁に埋まってしまった人間は

その穴のどん底から

神様が手を差し延べ

天国へ連れてってくれる

シュララララ…



お父さん、ありがとう
お母さん、ありがとう
お姉ちゃん、ありがとう
おばちゃん、ありがとう



私、今やっとこの穴のどん底から抜け出したよ

いつまでも…天国で見守ってるよ。

見守ってるはずだった


小学生の時は大丈夫だった
何回も転校したけど一人になりたくなくていっぱい友達作った
親友も何人かいた
表だけだった

母と父の仲も小学生の頃から仲悪くかったけど表に出さない二人が大好きだった

小学生の高学年に、友達に誘われてバレーボール始めた
自慢じゃないけど何かよくわかんないけどレシーブ、トス、アタック直ぐに出来た
弱いチームで、たまにぼっちになったりあったけどまあ楽しかった


でも現実は甘くなかった

中学生になって、バレー部に入った

上手くても


得することは、贔屓されることだけ


上手くて上手くて上手くなりすぎると


周りの目が白になっていく


そして自分の才能はどんどんそいつらに潰される

先輩なんて同じチームとは思えないほど敵扱いされる


だからスポーツ選手が上まで登ってこれたのは凄い不思議


人生って複雑で悲しい


って13歳の終りまではそう思ってたかな