「唯一??まぁだぁぁぁぁ?」
「待て日向太!あと5分!」
もー……さっきからあと5分!って言って
20分もたってるよ……
「なに膨れっ面してんだよ!」
「唯が遅いからだしー」
コノヤローっと言ってポカッと唯の肩を殴る
「いてぇな!」
「えー?これくらいで痛いんですかー?貧弱ですねー、唯ちゃんはー?」
「うるせぇよ!唯ちゃん言うな!男だ俺は!」
「へっ、昔なんていじめられっ子だったのにー」
「昔のことなんてもういいだろー?!」
「あんたらまだいたの?!さっさと学校いけっ!!うるせぇ!!!」
「「はーい」」
2人で逃げ出すように学校へ向かった
「ね、今日の弥生イライラしてたね?」
「そうなんだよー……彼氏にふられたからって俺らにまでにあたる必要ないよなー」
「また振られたの!」
じつは弥生は今までに10回もふられたことがある!
「3週間前にな!姉ちゃんのやつそろそろ収まれよ……」
3週間もイライラされてたら、さすがの唯も疲れるわ……