それは俺(大和祐介)が高校になる時だった。





「おはよっ」ニコッ





その声で後ろを振り向くと、






ずっと探していた〝アイツ〟がいた。





俺は一瞬、目を疑った。





あまりにも綺麗になってたから。





でも、その笑顔は幼いままで。






アイツは俺に気づかず、隣を通って行った。





祐「仕方……ないよな。」





そりゃ、10年以上もたってるもんだから……









記憶力が悪いアイツには無理があるよな。








そう思いながらも落ち込んでる俺。






情けなっ。