時計を見ると針は8時10分をさしていた。学校までは歩いて最低20分はかかる。


学校が始まるのが8時20分。

あわててローファーのかかとを踏んで家をでた。



私は家の前においている自転車の前カゴに鞄をほおり投げ、サドルにまたがった。



私の学校は時間に関係なく担任よりはやく教室にはいれば遅刻にはならないらしい。

だから、いつも学校につくなり教室まで先生と競争。