放課後になり、優菜と一緒に帰ってると

急に真剣な顔になった…

「あかり…あのさ、」

ど、どうしたのかな…

「ん?なに??」

「あかりさ、ほんとに覚えてないの…?」

「なんのこと?」

「中学校のときのこだよ…」

「うーん、中2の頃からの記憶がない…でもね、なんか思い出さないといけない人がいたような…私…傷つけた気がする…」

そう、私は中2の頃からの記憶がない…
寝てるときに夢に出てくる記憶…それが本当か嘘かもわからない…

「そっか…」

ゆうなが悲しそうな顔をしたのに気づかないでいた…