「どうしたの?元気出せよ〜」

りっちゃんが近寄ってきた。
いつも心配してくれるのはりっちゃん。

「ごめんりっちゃん。でも大丈夫だよ」

「元気だーせよ」

頭をポンとしてきた。
誰かと後ろをみると慶斗。


「元気ですけど?」

「あっそ」

また冷たく言う。
なんでこんなもんで自分傷ついてるの?
自分の気持ちを理解できていない。