「ごめんな」

なんであやまられてるのかわからなかった。
なにもされてないのに。

「謝ることないでしょ」

そう言うとその場に止まり手を握ったまま話し出した。

「いや、ごめん。だって絶対優勝するって言ったのに準優勝止まりだったし」

悲しそうな顔して話しているのを見て余計に泣けてきて泣いた。