「瑞希?ご飯いらないのか?」 敬太さんだ…。 迷惑かけられないな。 「食べます。」 リビングに行ったら、ママと敬太さんだけだった。 「みんなは?」 「眞くんは塾。隼人くんは遅くなるみたいで、和也くんは彼女のところにいるのよ。」 こんなときこそ、元気なみんながいて欲しかったよ。 「ママ…。やっぱりお風呂入る。」