「瑞希~?早く起きないと遅刻よー?」


やっやばーいッ!



「ぎゃー遅刻遅刻遅刻ッ!最悪だよー!」

「昨日遅くまで電話してるからでしょ。早く着替えて来なさい。」



もう最悪だよ…。
電車無いよー!もう行っちゃったじゃん;)

隼人も眞も学校行ったし…。



「俺が送って行こうか?」

「和也くんいいの?」

「バイト行くついでに…。」

「お願い!お兄ちゃん送って!」


ということで!
イケメン和也に送って貰うことになりました~♪

お兄ちゃん大好きだぁ!




「瑞希行くぞー?」

「はぁい♪」


助手席に座り、まだ出来ていなかったマスカラを塗る。



「瑞希、化粧して行くんだ?」

「うん!すっぴんはブスだからね;)」

「んな自信無くすなよ。」

「まぁね。」

お兄ちゃんは優しいなぁ~。
たまにSだけど…。


「学校何時に終わんの?」

「四時半ぐらいかな?なんで?」

「バイト四時に終わるから…そっから二人でどっか行かね?」


お兄ちゃんとデート!
行きたいなぁ~♪

あっ…でも…。



「あたし彼氏に勘違いされたら困るから今日は止めとく。今度連れてってよ!」

「そうだな♪」



そして学校到着!





「お兄ちゃんありがとう!」

「おう、じゃあな。」