「何だよ、冷たいな。」


「…で、何。」


「えっと…」


竜樹は、ポケットから何かを取り出し た。


「これ!」


それは、花火大会の広告。


「それがー?」


「だからー…一緒に行こう?」


はっ!?


「い…今、なんて言った?」


「え?一緒に花火大会に行こうって。」