彼女がとうぶん起きそうにないことを悟り、暇つぶしに日誌を見た。 「1年5組 おづき....しゅうか?」 こいつタメじゃん。こんなやついたんだ..... 日誌を一通り見たあと、小月萩花がいる方を見た。 サラサラな髪が寝返りと共に動くと同時に、彼女の顔がはっきりと見えた。 「お前、子供みたいな寝顔だな」