その日の夜、LINEできいた。
「愛翔の彼女って誰?」
「教えない。」
「ひど!」
「は???」
教えて!
いいから!
名前を!

しばらくして。
「1組の鈴木さん。」
「あー。鈴木かな?」
「………。」
やっぱり。
噂は、本当だった。
泣きたい。
涙目で、
「ありがとう。」
。。
「うぁぁぁぁぁ!」
声をあげて、泣いた。
目が、真っ赤になるくらいに。
お姉ちゃんは、心配してくれたけど、
完全無視。
そのまま寝てしまった。
告ってもいないのに…。
ふられたような感覚だった。
悔しくて。
悲しくて。
絶対かっこいい彼氏つくりたい。
そう思った。