「麻祐!」

私には翼かま麻祐を呼ぶ声と女子の悲鳴、そして救急車と叫ぶ声が聞こえた。

何が起きたかわからなかった。

鼻にはツンとする血のような鉄の臭いがする。

「美羽!」

希望に名前を呼ばれハッとした

みんなが集まっていてよく見えないが誰かが倒れている

私は走ってなかに割り込むと。

麻祐が。血をはいて倒れていた。まだ呼吸はしている

「麻祐!!麻祐!」

しばらくして救急車がきた。

私と翼と田口は同車した

病院につくまでの間何度も声をかけた。かけ続けた。