手を合わせてお願いする。が

「無理して笑うなよ。こっちが辛い。それと、女友達に見せてもらえよ」

そういって翼も廊下に出てった。

最悪。

「みーぅ!話終わった?おいで!」

私の一個後ろの席の花開院 希望。

「希望!」

私は自分の席に戻り後ろを向く

「希望なんか久しぶり!あれ、ちょっと大人っぽくなった?」

なわけないでしょと、頬をつねられた

いててっというと

「美羽が朝学校にいないと思えば遅刻してくるしやっときたとおもったら田口に起こされるまで爆睡だし!昼も食べてないでしょ?」

そういえば食べてない!あぁ。そうおもうとおなかすいてきた

「今お弁当食べようかな。あー、授業始まるか。よし、寝る!おやすみ!」

私は机の上でうつ伏せになる

「あーぁ、いいのかな?次の数学美羽あたるよねー?問題、うつさせてやろーとおもったのに。寝るならしょうがないかー。」

私は飛び起きて

「ねない!ねてない!見して!」

お願いしますは?って

希望、これ絶対楽しんでるよね

「お願いしますっ!」

はいはい、ていってみしてくれた。
数学なんて日常に使わないって