私は今、温かいお風呂に浸かっている。 雷は鳴り続けていて怖いため、花梨姉と一緒に。 「一花、ごめんね?怖い思いさせて」 花梨姉…私こそ… 「ううん。私こそ、自分のことばっかで、花梨姉の話し聞かなくてごめんね?」 「なんも、気にしなくていいんだよ」 「朝陽に怒られたんだ。 お前を頼って来たんだろ?って 自分のことばっか考えるなって。 ビンタまでされたんだよね… でも、朝陽の言う通りだよね!ごめん」