「何だったんでしょうか……」
星夜と朔夜という2人組の男子はとても強かったですが、フードをかぶっていて顔が見えませんでした。
「光、あの2人についてハッキングしてみてくれないか?」
「もちろんです。」
カチカチカチカチ
……………………
「玲……」
「どうだ?出たか?」
「それが………名前と性別しか出て来ませんでした。」
「何やて!?光は世界№5のハッカーやろ!?何で出来ないんやねん!?」
どうしてでて来ないのかは、僕が知りたいですよ……
「あ、一ノ瀬と小桜は……?」
そういえば……
「いませんでしたね。」
カチカチカチカチ
「どうせ逃げたんだろ!!」
カチカチカチカチ
「どうなんでしょうかね……」
カチカチカチカチ
………………
「チッ…」
「光、何を調べて機嫌が悪くなるんだよ」
玲……
「一ノ瀬さんと小桜さんについて…です」
「なんや!?何か分かったんか!?」
太陽は本当にうるさいですね……。
「……光は何も出なかったからイラついてるんじゃないの~?」
「空の言う通りです。残念ながら、名前と性別しか出て来ませんでした。」
この結果からあの2人は……
「……只者ではない……((ボソッ」
「ん?何か言ったか?光」
「いえ……なんでもありません」
……何者ですかね……