「えっ!その方がありえない!」

「え、だってさ!だって玲央はイケメンだし!学年1位ってくらいだし!私なんか足元にも及ばないってか。」

「それいったら私はどうなんの…?」

「ん?夕夏可愛いじゃん。くっきりふたえって憧れるし。」

「は、何言っちゃってんの?」

「あ、やば。後少しでチャイムなる!」

とさらが言う。

「やばいじゃん!」

「急ごっ!」

と私達は走って教室に戻った。
ギリギリ間に合ってよかった…。

授業はゆっくりと進んでいった。

そして昼休み

「お弁当お弁当!」

と私がルンルンでお弁当を出しているとLINEがきた。
小林からだった。

「あとできてくれる?」

ん?こんな事言われるのは初めてだよ?てか、まず小林からLINEくる事自体がないからな。

「OK!じゃあ教室に行くね!」