と言ってから私はリュックをしょった。

「じゃ、また明日ねー!これからよろしくー!」

と私は咲良と夕夏に言ってからゆいちゃんの方に向かった。

「あ、えーっと…、高橋さんだっけ?」

と角田さんが話している。

咲良羨ましい…。

「ゆいちゃんさー、 」

とゆいちゃんに話しかける。

「ねぇ、なつ?話し掛けられてるでしょ?」

とゆいちゃんは私の後ろを指さす。
そう言われて見ると、角田さんがいて、話してるのは、咲良ではなくて、私だった。

「えっ?あっすみません!気づかなくって!」

と私は焦った。
きっと今私の顔は赤いんだろう。

だって、目の前にイケメンがいるんだよ?
せだって自分より10センチ以上高いし。

「そんな大したことじゃないんだけど、これからよろしく。」

と言われた。

「う、うんっ、よろしく!仲良くしてこーね!」