「あー、ゆいちゃんと一緒が良かったのに。」

「私友達作れるか心配…。」

とゆいちゃんは焦っている。
一応ゆいちゃんは人見知りのチビなのだ。

「大丈夫!ゆいちゃんはチビだし、可愛いから!」

と私は励ます。

「私チビじゃないし! 」

とゆいちゃんは胸を張りながら言った。

「まぁ、お互い頑張りましょーよ!」

「だねっ!」

とお互いに励まし合ってから私はクラスを出ていった。

因みにゆいちゃんはここのクラスだったのだ。

お隣の6組について入ればもう既に沢山の人が教室にいた。

その中に見覚えのある人がいたなかで、あのイケメンさん、角田さんがいたのだ。

一瞬目が合った気がしたが、私はもう心の中がパニくって知り合いの女子のところへいく。

「お久しぶりー!よろしくね!」

と笑って話しかける。

「わー!なつじゃん!こちらこそねー!」

私はなつきだけど、なつとよばれる。