「はぁ…分かったよ」

「ほんとに?!」

「ただし、この事は蒼汰に秘密ね」

「うん。ありがとう」


有紗の説得のおかげだね。


いよいよ、女の人の正体が分かるんだ。


「中3の夏に…」


そして、岩間くんがゆっくりと話し始めた。