人は一生何かを愛し
何かに恋した時
触覚も 臭覚も 聴覚も 視覚も 味わう感覚も
積極的に働き出すだろう。
その時 ・・・感激と感動と興奮の快感を知り
臭覚も、触覚も、聴覚も、味覚も、視覚も総動員する
胎動を味わい、喜びの鼓動が体を駆け巡る体験をするであろう。
この時５つの器官が眼を覚まし
成長へと脱皮するのだと叫びたい。
その時 個性が育ち 主体性が生まれ
自分が自分であることに誇りを持て
自覚する感性がしっかり根付く時でないか。
自分を見詰める意識が強いほど
視ようとしたり 記憶したりする視線が
体全体で働き 個性が育つのだと思う。
視線が肌や臭覚や聴覚や触覚と相俟って
５つの器官が完成度を高める窓口なのだから・・
視線の窓口が話したい刺激を生む 感性を育てると想う。
話す活力が騒ぎ出し 喋りたくてたまらない意欲が背中を押す。
その時個性の軸足が育ち
自分の意見を言えるようになる筈だ。
