『今更後悔したって遅いわよ？』

わかってる。

わかってるけど…


何故灰くんばかりを傷つけるのよ…。


『そんなの、あなたが一番よく知っているでしょう？

好きだから…愛しているから…壊したくなるの。



最も…灰くんが愛してるのは

あなた…なんでしょうけどね』




そこまで言うと、『わたし』は黙ってしまった。