ある日の帰り道

そう、あの好きでたまらない諒也がうちの隣にいた

並んで歩いている

「なあ、りえ」

『な、なに?』

「俺さ、すき…」

おっと、告白かあああ!!

どきどきしながら聞き返してみる

『へ?すき…?』

「すき…焼き食べてえなあ!」

おいこらああああ
うちの恋心踏みにじりやがって!

『そ、そそそ、そうだね』

なぜか標準語になってしまった

「あのさ、メール交換したりしね?」

お、脈ありは確かなのか…な?

『うん、いいよ』

そしてうちと諒也はメアドを交換した