汐が教室に入ってきた……
黒板を一瞥してからさっさっと、席に着いた





すると留奈が思いにもよらない行動に出た






いきなり汐の胸ぐらを掴み怒鳴り散らした………





やってくれるぢゃねぇか!?そんなに由佳里が目障りな訳?
こんなありもしないコト流さないで迷惑



すると汐は……ーーー




突然笑いだし……
そして…
私の方をチラッと見た……





留奈:
何由佳里見てんの?あんたみたいな由佳里の裏切り者由佳里見る資格ないし
由佳里に関わらないで





すると汐はーー

何も知らないとは幸せね私もそうだった
何も知らなければ、こうはならなかった
運命はいつも残酷なのよ
可哀想に…………
由佳里を信頼してながら実は由佳里に裏切られてるのに……ー
由佳里を庇うその言葉にどれだけの苦痛を与えるか……ー
留奈は由佳里のこと全然知らないの
だからこれ以上首突っ込まないで?
留奈は部外者………ーー
はっきり言って邪魔よ?