「まあいいわ。それよりあんた最近恭也とうまくいってないみたいじゃん。」



「う~ん、どうだろう。恭也からの誘い断ってから話してないから。」



そう、実は恭也の誘いよりもskyを優先してから一度も話していないのだ。



まだ怒ってるかな?



「まあ恭也が怒ってるのは単に誘いを断られたからってわけじゃなさそうじゃない。あいつもそんなに小さい男じゃないわ。」


うん…。



私はずっと恭也に頼りっぱなしで、そのくせ夜に出歩くな、と心配してくれても無視し続けた。



多分それがたまりにたまって怒ってるんだろう。



「わかってる。」



「そう。あ、私お手洗い行ってくるから。」



そう言ってバッグを持ち席を立つユリ。



私もちゃんとしないとな…。



「お待たせいたしました。ハンバーグを2つ、そしてレモンティーとアイスティーです。」



ぼーっとしていると、横から唯斗くんの声がした。



「ありがとう。」



微笑みながらお礼を言う。