「今野くんって、お菓子好きなの?」



「…ん〜、まぁ」



「恥ずかしがらないの〜!
お菓子好きな男の子だってたくさん
いるんだから大丈夫照れないの!」



と、少しからかいつついってあげた。



「そーゆーわけじゃないけどな」




今野くんはまた目の前に1本
私の口元に近づけた。



「ほら、あーん」