バッと後ろを振り向くと、
そこには眠そうな今野くんがいた。


私の視線に気づいた今野くんは
フッと笑い、カバンの中から
ポッキーの箱を出した…。




「あっ…!!!」



「……何か?」



意地悪な笑みで、
爽やかに返してきた。