今…琉の言った言葉は本当なの…?
夢じゃないよね?


琉「何そんな顔してんだよ」


蓮「だって…信じられない…
今まであんなに馬鹿にされてきたのに琉が私を好きだなんて…」



琉「「ふーん…これでも信じないのかよ」


そっと触れた唇と唇すぐに離れたけど
それは紛れもなく琉の気持ちだった


蓮「琉っ…私も好き…大好き…」


私の中の思いが溢れた


嘘じゃないよね…琉が私の事…


琉「…はぁでも正直焦った
蓮は直人を取るかと思ってたからな」



蓮「え?そうなの?」



琉「俺よりあいつの方が優しいからな
それにずっと支えられてきたんだろ?
でもお前は俺を選んでくれた」



なおはずっと側で支えられてきた
だからきっと絆はなおの方がある…

だけどその絆以上に私は琉を好きになった


琉「今までクラスメイトとしてお前を守ってきた
だけどこれからは彼氏としてお前を守ってやるよ」


琉…嬉しい…


琉「帰るか。桜も待ってんだろ」


そう言った琉の横顔はいつもよりも少し赤い気がした