桜「さっきからお前お前って失礼じゃない?
私達には桜と蓮って名前がちゃんとあるんだから!」
琉「…分かったよ
とりあえず…桜、それから蓮!
今回みたいな事があると面倒だ
これからは俺がお前等2人を守ってやる
いいか、今日みたいに1人になるな
特に…蓮!分かったな」
蓮「は、はい」
安藤君の気迫ってすごい…
………それより安藤君に名前呼ばれるって変な感じ…
蓮「は―…なんか今日は疲れちゃった」
お風呂に入ってベッドに飛び込んだ
桜「色んな事があったもんね。私も疲れちゃった」
私はポケットからある物を取り出した
蓮「…このお札…本当にこれだけで大丈夫なのかな」
安藤君がさっきくれた霊除けのお札
――――――…
安藤「それを肌に離さず持ってろ
霊除けだ
それを持ってる限り霊は蓮達には近づけない」
――――――……
桜「大丈夫よ
安藤君の実力は私達が一番知ってるでしょ?」
蓮「…そうだね!もう寝よっ、お休み桜!」
桜「お休み蓮」
*桜*
私の隣でスースーと寝息をたてている蓮
桜「……蓮?」
寝ちゃったか……
私は蓮の髪に触れるように触った
桜「………………」
蓮……いつも私の後ろを着いてきてたな…
私のたった1人の妹……
ポロッ――…
桜「…蓮……私は……」