映画はペットと飼い主の悲しい物語

映画を見終わると案の定蓮は泣きっぱなし…


桜「ちょっと泣きすぎよ」


蓮「だって悲しすぎるんだもん…
そうゆう桜も泣いてるじゃん!」


桜「私はいいの」


蓮「なにそれ~」


そう言って蓮は涙を拭きながら笑った



桜「あっ…」


その時私の目に止まったのはケータイショップだった



あそこは………



蓮「どうしたの桜?」



桜「ねぇケータイ見に行って見よっか?」


私が生きていた時にこでに一緒に来てケータイ選んであげた


蓮「うわぁ…ここも久しぶりに来たなぁ
色んな機種がある…」


桜「今使ってるケータイって…」


蓮「んーもう4年くらい経つのかな…」


桜「4年かぁ…確かに結構ボロボロだね
ね、この際だから新しいのに変えたら?」


蓮「え、うーん…」


展示されたケータイを手に取りながら曖昧な返事をした蓮


迷ってるって感じね…


桜「お父さんとお母さんに頼んでさ」


蓮「え、でも…」


全く…少しは甘えればいいのに…
蓮はいつも遠慮するんだから…


お父さんとお母さんなら蓮のお願いだったら喜んできくのに…


蓮「…んー…少し考えてみるね」



あら…意外な返事…