蓮「あの人達が私を馬鹿にしようが笑い者にしようが桜の事見えてなくても私には桜が見えてる
そして今、桜と一緒に居るの
確かに桜はここに居る
だから私はあの人が何を言ってようが気にしない
桜が居なくなってしまうより怖い事なんてないの
それで桜これとこれならどっちがいいかな?」
蓮は周りを気にするどころか笑顔でまた私に話しかけてくれた
その言葉がすっごく嬉しかった
だから私はそれから気にしない事にしたの
誰も分かってくれなくても蓮が分かってくれれば良かった
蓮が気にしないなら私が気にしても無駄だからね
蓮「ご馳走さまでした♪」
桜「満足って顔してる」
蓮「うん♪で、次はどこに行くの?」
桜「映画館。蓮見たい映画あったでしょ?
私も見たかったし行こう?」
映画館―
蓮「思ったより空いてるね」
桜「そうね。タダで映画見れるなんて嬉しいな♪」
蓮「あーいけないんだ桜」
そう言って蓮は笑っていた
なんだか嬉しそうで楽しそうで蓮を見ているとこっちまで楽しくなっていく
だけどタイミリミットは刻々と近づいていた