琉「見つけたぞ平澤!」


藍子「遅かったのね琉?
それになぁに?そんな状態で私を祓いに来たの?前よりも重症じゃない」


琉「うるさい。お前は俺と一緒に地獄に行くんだよ」


藍子「琉1人で行ったら?
私はあの2人を必ず殺すの。邪魔しないでくれる?」


琉「させるかよ。もうあいつ等の苦しむ顔なんて見たくないんだ。これで最後だ平澤!!」


藍子「琉に私は殺せない
その残った生気全部吸って殺してあげる」



………ん…れ…ん……蓮……

………誰?私を呼ぶのは誰?
この声知ってる……


桜「蓮!!お願い起きてよ!」


蓮「さ…くら?」


桜「蓮!?目が覚めたの!?」


蓮「私…どうして……」


体が重い…
それに…息苦しい……


桜「蓮、体は大丈夫なの!?
あなた呪いかけられてるのよ!?」



呪い…?だからこんなに辛いの…?


起き上がるのもやっと…



蓮「……?桜泣いてる…の…?」


桜「…お願い蓮。私…どうしたらいいの…?琉が……!!」


蓮「…琉?琉が…どうかしたの…?」


桜「…2人を助ける為に琉は死ぬつもりよ!!」



ボーッとする頭でも桜の言葉はハッキリ響いた

死ぬ…?誰が…?



桜「私は止めたの!
だけど琉はそれでも行ってしまった!
蓮っ早く琉を探して!
じゃないと手遅れになっちゃう!」


手遅れ…?琉が……死ぬ…?



蓮「琉っ…!」


私はすぐ探しに行こうとしたけどまともに歩く事も出来なかった

頭がまだクラクラするし体が思うように動かない…

お願い…立って歩いて…!!



桜「蓮!無理したら体が…!」


早く行かなきゃ…琉が…



コンコン


その時部屋のドアが開いた