桜「異常って…」
琉「それで俺も耐えきれなくなって平澤に言ったんだ」
―――――…
藍子「琉っ♪」
琉「お前いい加減にしろ!
自分が何してんのか分かってんのか!」
藍子「何怒ってるの?だって琉の彼女は私だよ?
琉には私が居るのに近づいて来るあいつ等が悪いんだから自業自得でしょ?」
琉「ふざけんな!
俺はお前と付き合った覚えはない!
もう俺の前に現れんな!」
―――――…
桜「聞いただけでも怖い話ね…それでどうなったの?」
琉「俺がそう言ったら平澤は動じる事もなく言ったんだ
"そんな事言うんだ…だったら分からせてあげる。私がどれだけ琉を好きなのか…
そして琉は私に恐怖する。もう逃がさない
私を振った事を一生後悔させてあげる…"」
桜「…それで…その後どうなったの?」
琉「正直平澤の言葉には俺でさえゾッとした
その後平澤はすぐに学校を辞めた
俺も直人もずっと警戒してたけど何もなかった
それから3ヶ月がたった頃
平澤の事も忘れかけてきた時だった
担任が平澤が自宅で自殺したって言ったんだ」
桜「自殺!?」
琉「疑ったよ
俺と直人ですぐに平澤の家に行った
警察がたくさん居てその内の1人から話を聞けた
首吊りだったらしい
そして普通ならあり得ないのが…平澤は笑っていたらしい」
桜「笑って!?首をつったまま!?」
琉「俺達も警察の人でさえ驚いて恐怖を覚えた
そして俺は確信した。終わったと思ってた
だけど終わってなかった。始まったんだ平澤の復讐が…」