琉「とりあえず直人と蓮を俺の家まで連れて行く
あそこなら結界も張ってあるし陸人さんもいるから安全だ」


そして直人と蓮を俺の家まで移動させた

2人に声を何度かかけたがもう意識ももうろうとしてて返事はなかった


陸人「おい琉!直人君と蓮ちゃんどうしたんだ!あれはかなり怨念が込められた呪いだぞ!?なにがあった。全部話せ!」


俺は今までの事を全て話した


陸人「そんな事が…だったら俺も手を貸す」


琉「いや…陸人さんは手を出さないでくれ
こうなったのは俺の責任なんだ
だから俺が全部片付ける」


これ以上誰も巻き込みたくない
これは全部自分でなんとかしてみせる


陸人「…琉、お前は昔から俺達に頼ろうとしないで全部自分でなんとかしようとしてたよな
お前が何を思ってるか大体想像はつくが…

琉…お前は俺の大事な家族の1人だ
実の息子だと思ってる
それは華も同じだ

琉、1人で頑張る必要なんかないんだ
もっと俺達を頼れ
息子を助けるのが父親の役目だろう」



陸人さん…っ

目の奥が熱くなった

ずっとどこかで俺の事は邪魔なんじゃないかって思ってた
だけど陸人さん達は…


俺…本当に陸人さん達に出会えて良かった



琉「ありがとう…父さん」



俺は初めて陸人さんを父さんと呼んだ