コンコン
琴美「直人?入るよ?」
なお…
なおはベットの上で少ししんどそうに寝ていた
直人「…蓮達も来たんだ…琉…伝言…」
琉「あぁちゃんと橋本から預かった
具合はどうだ直人」
直人「…しんどいな。さっき測ったら39度1分で…」
39度!?すごい高い…
桜「意識もうろうとしてるね」
琉「…少し直人と話がしたい。蓮達は少し部屋を出ててくれ」
蓮「分かった」
琉に言われて私達は部屋を出た
桜「…蓮もしかしたら」
うん…桜も気付いてる…
琉の様子からして幽霊が絡んでる
なおが心配だけどでも…
きっと琉が何とかしてくれる…
琉は何度も私達を救ってくれたもん
なおの事だってきっと…
私はそう信じてた
直人「…蓮達に言わなくていいのか?」
琉「あいつ等は知らない事だからな…後で説明する
それよりこの伝言本当にあいつだったのか?」
直人「…あぁ…一瞬だったけど……確かにあいつだった
まさか…本当に現れるなんてな…琉…どうすんだよ…」
本当にあいつが…
頭の中であいつの最後の言葉が響いた
琉「……直人の体調不良もそいつの仕業だな
簡単に言えば呪いだ」
直人「呪い…」
俺の札を持っていても呪いをかけるとは思わなかった…
今の札じゃあいつには効かないって事か
くそ…恐らく直人の熱はどんどん上がっていくはず…
その前にあいつを見つけて除霊しねーと直人は…
直人「…琉…俺…どうなるんだよ…」
琉「大丈夫だ。俺が何とかする
だから心配すんな。もう少しだけ耐えてくれ」
すぐに助ける!!
だけどその時下で大きな物音がした
ガッシャーンっー…