蓮「え!?付き合い始めた!?」
直人「おう。一応報告しておこうと思って」
なんと琴美となおが付き合い始めた
正直びっくりした
だけど琴美の気持ちを知ってたから素直に嬉しかった
蓮「良かったね琴美」
琴美「ありがとう蓮」
本当に嬉しそう…
私もなおと琴美が嬉しそうで良かった
どうかこの幸せが続きますように
私はそう思った
だけどすぐそこまで迫っている暗い闇に私達はまだ気付いていなかった
この後、皆の命が危険にさらされるとは知らずに…
『……くす…みーつけた………』
それは俺と琴美と一緒に帰ってる時に背後に迫っていた
後ろを振り返ってもそこには誰も居ない
でも何故か視線がする
誰かに…見られてる気がする…
琴美「どうしたの直人?」
直人「いや…何でもない…」
気のせいか…?
そしてまた前を向いた時そいつは目の前に居たんだ
目が合った瞬間そいつは不気味に笑った
直人「お前は――…っ」
気付いた時には遅かった
そいつは笑いながら姿を消した
これが全ての始まりだった…
同刻…
ゾクッと背筋に寒気が走った
琉「―――――…」
なんだ…?今一瞬感じたこの嫌な感じ……
蓮「琉?なんかあったの?」
桜「そんな怖い顔して。また何かあるの?」
琉「……いや…何でもない。早く帰るぞ」
気のせいだといいんだが…
嫌な予感が外れてくれよ
だけどその嫌な予感は次の日最悪の形で当たる事になる