――蓮「本当ですか!?」
『はい、こちらで入院されてます』
裕哉さんが来て4日目
ようやく裕哉さんの入院している病院が見つかった
これが驚き。なんと隣の県から来ていた
桜「あなたなんでわざわざそんな所からここまで来てんのよ!
見つけるのに4日もかかったじゃない!
蓮がずっと探してくれたのよ?
少しは感謝しなさい!」
裕哉「蓮ちゃん本当ありがとう!感謝してる!」
蓮「いいですそんな…見つかって良かったですね
今日はもう遅いし明日その病院一緒に行って見ましょ?」
裕哉「そこまでしてくれんの?まじで助かる!恩にきるよ!」
貯金があるからそれくらいなら問題ないな…
明日病院行けばきっと裕哉さんは戻れるはず
私はそう思っていた
次の日の朝、起きると少し身体が重たかった
裕哉さんが来て5日目
やっぱり身体に負担が出てきた…
だけどそれも今日で終わる
もう少しの辛抱だから頑張って私…
桜「蓮、顔色が…そんな状態で大丈夫?」
蓮「これくらい平気。だから早く行こう?」
私達は電車を乗り継ぎ2時間かけてようやく病院に着いた
裕哉「俺…ここ覚えてる」
大きい病院…
ここに裕哉さんの身体が…
蓮「よし…行こ!」
裕哉さんの部屋を受付で聞いて私達はその部屋の前まで来た
裕哉「うわ…なんか緊張してきた…」
蓮「入るよ?失礼します…」
部屋には誰も居なくてベットの上て裕哉さんは酸素マスクをつけて眠っているように寝ていた
裕哉「……俺だ…」
いつもは陽気な裕哉さんも今日は少し静かだった
桜「やっとね。さ、早く身体に戻りなさいよ
それで全て無事に終わるわ」
これで体調も良くなるはず…
琉が帰って来る前に終わって良かった
だけど裕哉さんは予想してなかった言葉を口にした
裕哉「戻り方が分かんね…」