琉からの着信!
私はすぐにケータイを取った


裕哉「なになに?もしかして蓮ちゃんの彼氏?」


桜「あなたはちょっと黙ってなさいよ!」


蓮「もしもし、琉?」


琉「当たり前だろ
少し時間があったから連絡したんだ
何もないか?」



1日振りの琉の声だぁ…
声が聞けただけでも嬉しい


徐霊って体力使うから疲れてるはずなのに…
私の事思い出してくれたんだ…


蓮「うん大丈夫。琉は?大丈夫なの?」


琉「あぁ。今んとこはな
こっちも霊ばかりで疲れるけどな」



蓮「…無茶しないでね?」


琉「大丈夫だっつの。お前も無茶すんなよ」


蓮「うん」


少し言葉を交わしただけで電話は終わってしまった
だけど琉の声を聞いたら少しだけ元気が出た


桜「琉なんて?」


蓮「ん、なんか 少し疲れてるみたいだけど元気みたい」


桜「そっか。まぁ琉が簡単にくたばるわけ無いもんね。陸人さんもついてるし」



裕哉「えっ何!?もしかして蓮ちゃんって彼氏持ちなの!?」


桜「そうよ。あなたよりずっと格好いいんだから」


桜…
相変わらず裕哉さんの事を毛嫌いしてる
私もまだ苦手だけどね