「相川くんの好きなものってなんだろう。」




相川くんに頼まれて、朝ごはんを作ろうとキッチンに立ったけど…





相川くんの好みがまるでわからない…






頭を悩ませていると、リビングの扉が開く音がした。




「緒川できた?」




うわ…相川くん!






「えっと…相川くんの好きなものとか、全然わかんなくてまだ何も作れてなくて…」




「別になんだっていいのに。逆に聞くけど緒川は何が好き?」




私!?




私は…





「オムレツ!」