あたしの腕は
翔平の腰へと
回された。


「ちょっっ…!」


抵抗するけど
やっぱり翔平には
敵わなくて。


あぁ
やっぱり男の子
なんだなって
思った。


『なに?俺に惚れちゃった?』


上から目線で
言ってくる翔平。


あたしは
「んなわけないじゃん」
って冷めたように
言っちゃったんだ。


あぁ…なんて
可愛くない女。


素直になれないし…。


最初から翔平に
惚れてるし…。


シクシクシクシク…
↑心の声(笑


お詫び…じゃないけど
あたしは翔平の腰を
ギュッてしたんだ。