どんどん日が過ぎて、独りで過ごして



悲しかった。寂しくて仕方なかった。




そんなある日




ボク繋いでいた紐をあなたが解きました。



まさか、散歩!?



散歩に連れて行ってくれるの?




もうどれくらい行ってないんだろう。



あの時のように、ボクは嬉しくてしっぽを振りました。




あなたはボクを家から連れ出しました。