ポタッ


ポタッ








紙の上に落ちる雫。






爽「葉月……?」


葉月「う、……うぅ。」






止まらない涙。歪んでいく視界。






瑠璃「大丈夫!?どうしたの!?」






どうしたの……ってこの状態でなにを……






葉月「うぅ……こ、これ皆宛に。」

晴「これか?」





私が持っていた手紙を手に取る。





大和「晴ー。読んで?」

晴「あぁ、わかった。」