[それでは、翠珠・・・これは本当のお別れです・・・]


「へ?それってどういう・・・」


[私の魂はこの世にいてはいけないのです。だから、私は行きますね]



上を指し微笑んで鈴李はそう言った。



「そんな・・・!」


[まぁまぁ翠珠そんなに泣かないで下さい。私はずっと翠珠を見ていますからね]


「ふぇ・・・ふっ・・・」


[それでは翠珠また・・・]



鈴李はそう言って綺麗に消えていった。